2016年08月26日

小次郎の思い出

初めて猫を飼ったのは私が高校生の時。

昔、実家で飼ってた猫ちゃんの話。


名前を小次郎という。

小次郎は、たまに行くパン屋さんの前で野良猫をしていた。

パン屋のおばさんが猫好きでエサをあげていた。


もうすぐクリスマスの12月のある日に、

私と妹と母でそのパン屋さんへ行った。

小次郎はパン屋さんの前にいた。

人懐っこいわけではないが、逃げるわけでもなく、お店の前にいた。


パン屋のおばさんがでてきて、

この猫、誰かもらってくれる人いないかねぇ?って言ったんだ。


おばさんは、お正月休みに入るとエサをあげることができなくなるから心配だと、

猫は大好きだけど、家にはもう猫がいるから連れて帰ることはできないと、

そういうようなことを母と話ていた。


私は動物が大好きだったから、犬や猫をずーっと飼ってみたかった。

それまでに、幾度となく動物を飼いたいと懇願してきた。

けれど、却下され続けてきたのは、父の許可がおりなかったからだ。

父は許可しない、だから母も許可できない。

いつもそんな感じだった。


だけれどこの時、母はダメとは言わなかったんだ。

あんた達のクリスマスプレゼント、この猫ちゃんにする?って言ったんだ。


今考えると、母も本当はずっと動物を飼ってみたかったのかもしれない。

強引だけど、連れていっちゃえばきっと大丈夫。

母がそんな感じだったのが意外で、私は嬉しかった。

けれどやっぱり父のことがちょっと心配だった。


作戦は決行された。

パン屋のおばさんが車で小次郎を家まで連れてきてくれた。


その日の夜、最悪にも父は酔っぱらって夜遅くに帰ってきて、

いきなり小次郎をみて激怒。

大声をあげていたらしい…

びびった小次郎はたいそう怯えてベットの下からでてこなかったそうな…

私と妹は眠っていてなにも知らないけれど、母は大変だったのかもしれない。

次の日、私は涙ながらに小次郎を飼わせてほしいと懇願したのを覚えている。


どのくらい野良生活してたのかな?

グレーに汚れたその身体をシャワーで流すと、

真っ白になった。

真っ白な毛並みにブルーの瞳。

なかなかのハンサム猫。

トイレは粗相することなくスムーズに覚え、

壁や柱をボロボロにすることもない。

きっと飼われてた猫なんだと思う…


セブンイレブンが7時~23時で閉まる時代。

あの頃はまだSNSなんてないし、

迷い猫も里親募集も張り紙や新聞広告でする時代。

飛び出して迷子になってしまったか…

捨てられてしまったか…

近所で迷い猫を探している情報はなかった。


すぐに病院に連れていき診察を受けた。

推定2才くらい。

すぐに去勢手術を勧められ、去勢手術を受けた。


猫って人をみるのかな。

ご飯をあげる母と、小次郎が大好きで仕方ない私には、すぐに懐いてくれた。

まだ小学生だった妹はちょっと小次郎が怖い様子、小次郎もちょっと遠慮してる様子。

大声で怒鳴った父に小次郎が心を許すまでは数年かかった。


可愛いくて可愛いくて、小次郎が大好きでした。

野良ちゃんだったからかな、

人に抱かれるのは苦手で、

でもなでられるのは好きみたいで、

よくスリッカーブラシでブラッシングをしてあげてました。


それから10数年間、私は小次郎にたくさんの癒しをもらいました。

小次郎が先に逝ってしまうのは定め…

とても悲しかったけど、

いつか私も逝くからねと、

そしたらまた会おうねと…

私は少し強くなれた気がします。


今でも大好きな小次郎。

私が撮った写真で一番お気に入りのものを、

今でも飾っています。

thumbnail_IMG_0393[1].jpg

どう?

なかなかのイケメンでしょ?

なんて、のびろに言ってみる。


たまにね、のびろをこじろ…なんて言ってしまう時があるの。

のびろって保護してくれたボランティアさんがつけてくれた名前なんだけど、

小次郎と母音が一緒なんだもの。

の、び、ろ。

こ、じ、ろ。ね、一緒。(笑

そんなことが嬉しくて縁を感じちゃったりして…

そういえば、小次郎って名前はパン屋さんがつけてくれた名前なんだ。

家で飼ってる猫の名前が武蔵だったから、

武蔵と小次郎で小次郎にしたんだとか…


ふふふ、小次郎の思い出。

大好きな小次郎、大好きなのびろ。

私は君たちに幸せをいっぱいもらえて幸せだよ!

ありがとう!


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posted by moko at 11:00| Comment(0) | 小次郎の思い出 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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